
医師の指示に基づく医療的処置
医師の指示に基づき、床ずれの防止や手当て、血糖測定、インシュリン注射、酸素療法、各種カテーテル管理や吸引、点滴の管理などを行います。
病状の観察や判断
血圧や脈拍、体温など、病状や健康管理・観察を行います。
リハビリテーション
機能回復や維持、関節の拘縮予防、筋力の低下予防、歩行や座位の訓練、飲み込みや言語の訓練を行います。
各種介助及び相談、指導
看護師による入浴、洗髪、清拭、内服、食事、移動、排泄などの介助及び相談、指導を行います。
認知症患者への看護及び相談、指導
看護師による認知症患者への散歩の付き添い、手遊びや脳トレなど及びご家族への相談、指導を行います。
終末期の支援
がんなどに罹患した患者に対し、身体的及び精神的苦痛を軽減することによる支援に主眼を置き、医療的処置に加え、精神的側面を重視した総合的な看護を行います。
諸機関との調整や連絡、他サービスの紹介
主治医の先生への報告・相談、福祉サービス提供機関との調整などを行います。
介護保険で受けられる方 | 医療保険で受けられる方 | |
---|---|---|
65歳以上 | 加齢に伴い介護が必要となり、「要支援1~2」「要介護1~5」と認定された方 |
要介護認定が非該当の方 要支援・要介護者のうち厚生労働大臣が定める疾病(※)の方、がん末期や急性増悪期の方 |
40~64歳 | 加齢に伴う特定疾病(がん末期を含む)が原因で介護が必要となり、「要支援1~2」「要介護1~5」と認定された方 |
左記以外の方 要支援・要介護者のうち厚生労働大臣が定める疾病(※)の方、がん末期や急性増悪期の方 |
40歳未満 | 40歳未満の方はすべて医療保険 |
- 末期の悪性腫瘍
- 多発性硬化症
- スモン
- 筋萎縮性側索硬化症
- 脊髄小脳変性症
- ハンチントン病
- 進行性筋ジストロフィー症
- 重症筋無力症
- 多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
- パーキンソン病関連疾患
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって生活機能障害度がII度又はIII度のものに限る) - プリオン病
- 亜急性硬化性全脳炎
- 後天性免疫不全症候群
- 頸髄損傷
- 人工呼吸器を使用している状態
かかりつけの医師またはケアマネージャーにご相談いただくか、直接訪問看護ステーションマザーまでご連絡下さい。
訪問看護ステーションマザーでは、ご利用者が住み慣れたご家庭で、安心して生活を送っていただけるよう、ご要望に沿った適切な看護をご提供します。また、ご相談・ご依頼があれば即座に対応、お話しを伺います。かかりつけの医師がわからない方、訪問看護のご利用について、医療・介護保険制度がわからずお悩みの方もお気軽にご相談下さい。
在宅医療が必要となった方のところ(ご自宅・グループホームなど)へ看護師が出かけて行き、看護や医療処置を行うことを訪問看護といいます。
訪問看護ステーションマザーは、看護サービスを提供することによって、在宅療養を希望する方とご家族に可能な限り自立して「生」の充実を味わっていただき、人としての尊厳を失わず「生」を全うできるよう支援することを目指しています。
病気や怪我、加齢により、人の手や医療の手を借りながら生活を送る方が増えてきました。私たち訪問看護師はそういった方が、今までと同様に、ご自宅でご家 族に囲まれ、心配事がなく暮らしていけるようにお手伝いをしています。訪問先では体温や血圧、脈を測ることはもちろん、排泄に関しても、また身体の清潔 (身体を拭く・シャワーや入浴の介助など)援助を行います。管や点滴の管理、床ずれの処置なども行っております。病院での臨床経験と在宅看護の経験を積ん だ看護師が丁寧に実施し、またご家族に指導をし、ご家族のできないことは替わりに処置をいたします。主治医や他サービス提供事業者とも連携をとり、癌末期 の方やターミナルケアにも対応しています。皆様のよろず相談所、サポーター的存在ですから精神的な不安にも全面的にバックアップし、24時間365日体制 で支援しています。
私たちは、ご利用者・ご家族の生活や価値観に寄り添った看護支援をしていきます。お身体の機能や病状が悪くなってからでは介護の手間、時間、費用がかかってしまいます。予防のためにも訪問看護をお気軽にお早めに利用して下さい。
いつも身近に相談できる地域の皆様の看護師でありたいと思っております。
【訪問看護ステーションマザー】
TEL:054-200-5060 〒420-0963 静岡県静岡市葵区赤松8-16
